長野県塩尻市立図書館の8分館クイズで巡る 利用促進願い企画
長野県塩尻市立図書館は、市内に八つある分館を巡るクイズラリーを実施している。本館が入る市民交流センター・えんぱーくが改修工事のため長期休館をしている間、開館日数や時間を拡大した分館に誘導し、利用促進につなげる狙い。「小さいながらも特色ある分館の魅力を知ってほしい」と参加を呼び掛けている。来年2月1日まで。 各分館では各地区にまつわるクイズが用意され、正解すると絵柄と文字のスタンプがそれぞれ専用の台紙に押される。文字はつなげるとメッセージになり、最後に休館明けの本館で完成する。2月1日、2日に本館で「宝箱」を開け景品を入手できる企画だ。クイズはおおむね小学3年生までが対象の易しい内容と、難しい内容から選択できる。 16日に広丘図書館でクイズに挑戦した桔梗小学校6年生は「この機会に行ったことのない分館にも行ってみたい」と話していた。 本館の長期休館中は、広丘図書館が第3月曜日のみの休みとし、その他分館が月曜休みで開館は午前10時~午後5時に統一した。企画担当の本館職員・桐沢梨央さん(27)は「まずは行ってみてほしい。継続利用につながれば」と話す。クイズラリー企画は誰でも参加できる。問い合わせは図書館本館(電話0263・53・3365)へ。
市民タイムス