【今週の数字】モダンリテール編(1/3~1/9): TikTok Shopの競合ワットノットが評価額50億ドルで資金調達完了、ほか
.ad-wrapper,.advertisement,#header-ad-wrapper {display:none !important} 「Numbers to know」は、モダンリテールが注目するニュース(1月3日(金)~1月9日(木))を数字とともにご紹介します。 17%
小売3大企業の売上シェアが拡大
巨大小売企業の影響力が強まっている。Amazon、コストコ、ウォルマート3社の売上高は2014年に小売売上高全体の約11%を占めていたが、それ以来市場シェアを拡大し、直近の3四半期では約17%を占めている。また、この期間の売上高成長率は約57%だった(WSJ)。 50億ドル
TikTok Shopの競合ワットノット、評価額約50億ドルで資金調達完了
ライブストリーミングショッピングプラットフォームのワットノット(Whatnot)が、2億6500万ドル(約420億円)を調達し、評価額49.7億ドル(約7865億円)に到達した。2019年設立の同社はTikTok Shopの代替として台頭し、2023年には30億ドル以上の商品が取引された。ワットノットはアメリカを含む8カ国で展開し、週17万5000時間のライブ配信が行われている。「ショッピングをエンターテインメントに変える」アプローチで成功しており、アジア太平洋地域でのTikTokの成功事例を模倣している。 TikTokの米国禁止の可能性が競争環境に影響するなか、調達資金はエンジニア雇用や新規カテゴリ(ゴルフやアート)の拡充、オーストラリア進出などに充てられる予定だ。設立以来、同社は計7億4600万ドルを調達した(Bloomberg)。 2414億ドル
米ホリデー商戦、オンライン売上が好調
Adobeの報告によると、米国消費者は2024年のホリデーシーズンに、スマホを活用して2414億ドル(約38兆1713億円)のオンラインショッピングを行ったとのこと。前年比8.7%増と堅調な成長を見せた(Businesswire)。 編集/戸田美子
戸田美子