【バド】山口茜が多彩なショットでベスト8進出 自身も満足したラストショット「いいコースにいったな」
◇ダイハツジャパンオープン女子シングルス2回戦(27日、代々木第一体育館) バドミントン日本代表の山口茜選手(再春館製薬所)が国際大会のジャパンオープン2回戦に登場。初戦で奥原希望選手を破った韓国のキム・ガエン選手と対戦し、2-0(21-15、21ー16)とストレートで勝利しました。 【画像】いいショットは「あんまりなかった」と辛口採点も笑顔でストレート勝利の山口茜 ジャパンオープンは今年日本で開催される大会で最も大きく、山口選手はこの大会2連覇中と、3連覇が期待されています。 試合は序盤、山口選手がライン上への正確なコントロールのスマッシュを見せ、6連続ポイントを奪うなど第1ゲームを奪います。 続く第2ゲームは山口選手の多彩な攻撃が光ります。まずはネット際の絶妙なところに落とすヘアピンクロスで得点すると、スマッシュとほぼ同じフォームで打ち、相手コートの手前に落とすドロップショットを決めるなど、一度もリードを許さずマッチポイントを迎えます。 試合を決めたショットは強烈なスマッシュ。一度はアウトの判定となりますが、山口選手がビデオ判定をリクエスト。すると会場のモニターにはライン上にスマッシュが決まっているシーンが映し出され、山口選手のポイントが認められました。これで山口選手はベスト8進出を決めています。 そんな山口選手は26日の1回戦後のインタビューで、1番よかったショットを聞かれると、「あまりなかったです」と辛口コメント。 そしてこの日の試合後、山口選手に再びよかったショットを聞くと、「きょうは最後のショットがよかった。いいコースにいったなと思います」と笑顔で答えてくれました。 1回戦に比べると自身のプレーにも満足している様子の山口選手。準々決勝は28日に行われる予定です。