セーヌ川上流で雷雨発生→混合トライアスロンリレーの公式水泳練習が中止に「水質悪化を考慮した」本番は8月5日の予定【パリ五輪】
セーヌ川の水質がふたたび問題となっている。大会組織委員会は現地8月2日、水質悪化を考慮して、3日に予定されていたセーヌ川での混合トライアスロンリレーの公式水泳練習を中止すると発表した。複数の仏メディアが伝えた。 【画像】日本でも大人気! パリ五輪を盛り上げる“世界的歌姫”アリアナ・グランデの厳選ショットを一挙お届け! 「ここ2晩、セーヌ川の上流で激しい雷雨が発生した。セーヌ川の水質悪化を考慮して、混合トライアスロンリレーの公式水泳練習を中止する」 水泳会場となるセーヌ川での公式練習は中止となったが、自転車とマラソンの練習は、予定どおり行なわれる。 セーヌ川の水質を巡っては、汚染が懸念されるとしてトライアストンの公式練習と男子競技が延期。その後、改善されたとして7月31日に競技が行なわれたが、レース後に嘔吐する選手がでるなど、健康被害を懸念する声がアスリート側から出ていた。 混合トライアスロンリレーは8月5日に予定されている。ただ、激しい降雨が起きた場合、未処理の生活排水がセーヌ川に流れ込んで、大腸菌をはじめとした細菌濃度が基準値を超える懸念がある。 構成●THE DIGEST編集部
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