熊本市電の運行トラブル防止へ 検証委が最終報告書
熊本朝日放送
運行トラブルが相次ぐ熊本市電の再発防止策を検討する委員会が最終報告書を提出しました。 検証委員会は熊本市交通局が設置したもので10日に吉田道雄会長が大西一史市長に最終報告書を手渡しました。 熊本市電は、先月にも21日に赤信号で交差点に進入した車両が横断歩道を越えて停止したほか、大晦日に脱線を起こしていて、去年16件の運行トラブルがありました。 報告書は短期・長期的な再発防止策が「人・もの・環境・管理」に分類して示され、全ての運転士へ毎年ドライブレコーダーを用い個別指導を実施することや指導者への研修が必要としています。 (大西一史市長)「検証でつまびらかにされたことを1つ1つ確認しながら市電の101年目これからの未来に向けて全力をあげていかなければいけないと改めて決意したところです」