出雲・日御碕観光支援キャンペーン、11月1日開始 1泊3千円割引、飲食クーポンなど発行 島根県
7月の大雨で県道が崩落し、一時孤立状態になった出雲市大社町日御碕地区の観光業支援キャンペーンが11月1日に始まる。宿泊施設料金を割り引くほか、飲食・土産物の購入に使えるクーポンを発行する。来年3月31日まで利用できる。 【新たな仮設道路】出雲・日御碕 山側に新たな仮設道路 観光バスなど大型車両、12月中に通行可能に
対象は宿泊が10施設、飲食・土産物が20施設。宿泊施設は1泊当たり3千円割引くか、3千円分の土産を特典として付ける。1万1千泊分が上限となる。 飲食・土産物で使えるクーポン券は1500円分を千円で販売する。 券は日御碕ビジターセンター(出雲市大社町日御碕)や神門通り観光案内所(同市大社町杵築南)、JR出雲市駅隣の観光案内所(同市駅北町)など市内7カ所で販売予定。小規模事業者で利用してもらうため、従業員20人以下の店舗でのみ使える。 島根県が2024年度補正予算で確保した関連経費6千万円に達した時点で終了する。 24日の記者会見で明らかにした丸山達也知事は、当初、12月の実施を想定していたものの、「地元の要望を受けた」として、キャンペーンを1カ月前倒ししたと説明。「県内外から多くの人が日御碕地区に訪れることを期待している」と述べた。