遠藤哲哉が樋口和貞を破り、大逆転で「D王」Aブロック突破。「納谷! 1月3日、お前を打ち砕いて優勝する」【DDT】
バックステージで遠藤は「約1カ月のリーグ戦、しんどかった。DDT最強と言っても過言じゃない樋口から勝った俺は強い。納谷幸男、デカくて強いけど、その納谷幸男より強い自信あるぞ。あいつは今年1年悔しい思いしたって言ってるけど、俺はここ数年、悔しい思いしかしてないんだ。かけてるものが違うんだよ。1月3日、俺が必ず勝って優勝する」と初Vを期した。 優勝決定戦進出がならなかった樋口は「開幕戦で上野に負けて、そこからガッと突っ走って、遠藤哲哉に止められて。あと一歩で逃しちゃった気がして。でも時の運なのでしょうがないのかな。遠藤哲哉は強かった。また来年頑張ろうかなと」と悔しさを噛みしめながらも、前を向いた。
一方、2連覇を達成できなかったKO-D無差別級王者の上野は「チャンピオンとして負けようが、情けなかろうが、僕はDDTのチャンピオンだから。DDTのチャンピオンとして、来年もこれからも本当の意味の最強になって、もっといろんな人にDDTの良さを伝えちゃうぞ」と話した。 また、DDTの2023年を総括した彰人副社長は「だいぶコロナと共存できるようになって、落ち着いてきたなかで、逆に言えば、コロナを言い訳にできない2023年。超満員札止めの後楽園がいくつあったかと。2024年の一つのテーマは盛り返すこと。コロナ前の勢い、盛り上がりを戻していかないと。自粛中にデビューした選手が何人もいて、その子たちもイキのある選手で、活躍させていかないといけない2024年だと思っていて。2024年は勝負の年かなと思っています。まだ発表になっていない仕掛けが年明けからいくつも予定されてますし、しっかり地固めしつつ、ほかの団体ではできない攻め方でやっていきたい」とコメントした。