半世紀続く吹奏楽フェス、コロナ禍以来5年ぶり復活 中学生から社会人まで200人が大合奏 京都府亀岡市
5年ぶりとなる「口丹バンドフェスティバル」が、ガレリアかめおか(京都府亀岡市余部町)で開かれた。中学生から社会人まで吹奏楽の10団体が、美しい音色で盛り上げた。フィナーレでは出演者約200人が、大迫力の合奏を披露した。 学校や吹奏楽団でつくる実行委員会の主催。前身の演奏会が始まった1972年から毎年恒例だったが、20~23年は新型コロナウイルス禍で中止を余儀なくされた。 中高8校の吹奏楽部と園部、京丹波の両吹奏楽団が参加した。クリスマスにちなんだ曲を演奏する団体が多く、サンタやトナカイのコスプレをする奏者もいた。 最後は全員でステージに立ち、「ホワイト・クリスマス」「アフリカン・シンフォニー」を奏でた。ホール全体に音色が響き渡り、観客が大きな拍手を送っていた。