金9ドラマ『ビリオン×スクール』上坂樹里「今までできなかったことに挑戦したい」

フジテレビ7月期の金9ドラマ『ビリオン×スクール』で、初めての連ドラレギュラーが決まった上坂樹里（こうさかじゅり）。すでにモデルや俳優として活躍しているが、これからさらなる飛躍が期待されるヒロインだ。そんな彼女が思い浮かべる「ヒロイン像」や、高校を卒業し新たな一歩を踏み出した胸のうちを、ニュースクランチ編集部がインタビューで聞いた。 【フォトギャラリー】ヒロインの解き方＜上坂樹里＞（撮影：古水良） ◇「ヒロイン」はキラキラしている存在 高校を卒業したばかり、まだ18歳の上坂樹里。取材現場に現れた彼女の印象は「圧倒的な透明感」。そんな彼女が思い浮かべるヒロイン像について聞いた。 「ひと言で表すと、“ど真ん中でキラキラしている”っていうイメージです。漫画のキャラクターだと『金田一少年の事件簿』の七瀬美雪さんがTHE・ヒロインだなって。 才色兼備で主人公のはじめちゃんと幼馴染みという関係性など、ヒロインの要素をすべて持っていますよね。守りたいって思わせる存在ですし、ヒロインは学園ものってイメージが強いです」 上坂は現在、Seventeen専属モデルとしても活躍している。5月3日には、国立代々木競技場第一体育館で開催された日本最大級のファッション＆音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER」にも出演した。 「今回で5回目の出演だったんですけど、お客さんがたくさんいて、キラキラしたステージを歩かせてもらう機会ってなかなかないので、いつも出番前は緊張しています。 でも、ステージを歩くと、お客さんが手を振ってくださったり、ボードとかを見せてくれたりして、応援や声援を直接感じることができる数少ない場所なので、毎回幸せな気分で歩いています」 人気バンド・Saucy Dog「この長い旅の中で」のMusic Videoにも出演。雪の中で笑顔の姿が印象的だったが、この撮影について語ってくれた。 「長野県での撮影だったんですが、人生で一番寒かったです（笑）。風詩さんと一緒に温め合いながら撮影に臨みました。あたり一面、雪景色のなかで撮影するのは初めてだったので、テンションが上がりました！  曲名のように、自分も旅をしているような感じで撮影ができて、とっても濃い1日でした」 彼女のInstagramの投稿は、本に関するものも多くあり、“読書家”というイメージの方もいるのではないだろうか。 「ジャンルはミステリーがすごく好きですね。でも、ミステリーに限らず、本屋さんに行って気になるものがあったら手に取って読んでいます。最近は、今まで読んできていないジャンルの本を読むことも多いです。自分の知らない世界とつながれるのが、本の良いところだなって。 最近読んだものだと、住野よるさんの『告白撃』という本は印象に残っています。恋愛ものなんですけど、ちょっとひねっているというか、考えている一歩先をいく内容だったので、すごく新鮮で読みごたえがありました」 ◇高校を卒業して感じる“自由” この春に高校を卒業した上坂。環境など変わったこともたくさんあると思うが、自身ではどのようにとらえているのか。 「良い意味でも悪い意味でも自由になったなって。良い意味だと、自分の好きなように時間を使えるようになりました。今までできなかったことに挑戦できる時間ができたと思うんです。 でもその反面、自分が行動しないと何も始まらないんです。行動しなきゃ何も成長しないし何も進まない……。『自分のことは自分でやる』という自立心が、これまでより芽生えました」 そう語る彼女の眼差しは、大人の階段をしっかりと登っているように見えた。最後に、これからどんなヒロインになっていきたいかを聞いたところ、こんな答えが返ってきた。 「周りの方への感謝を忘れずに、まっすぐ自分の道を進み続けたいと思います」 圧倒的な透明感を持っている上坂樹里。今後、日本を代表するヒロインになるであろう彼女は、これからどんな道を歩んでいくのだろうか。