ドラフト3球団競合・高橋純平が引退!2015年ドラ1たち「8年後の明暗」、 メジャーリーガーからスカウト、軟式に転向した選手など多種多様
ソフトバンクで奮闘していた高橋 純平投手(県立岐阜商出身)が現役引退を決意した。県立岐阜商時代は世代屈指の投手として注目され、高校日本代表にも選ばれた。世代No.1投手としてドラフト1位で3球団が競合したのは、高校野球ファンの記憶に強く残っている。 【一覧】2015年 ドラ1の現在 高橋と同じ2015年のドラフトで1位指名を受けた選手たちを見てみると、NPBでは苦戦を強いられた選手がいる。 阪神・高山 俊外野手(日大三出身)は新人王こそ獲得したが、今年戦力外通告。トライアウトを受験したが、まだ進路は公表されていない。また西武のドラ1だった多和田 真三郎投手(中部商出身)は2021年で退団。現在は軟式野球の六花亭で継続している。 巨人・桜井 俊貴投手(北須磨出身)は引退し、スカウトに転身。広島のドラ1・岡田 明丈投手(大阪商業大高出身)は、来年からは育成選手としてプレーする。 こうした苦労人がいる一方で、オリックス・吉田 正尚外野手(敦賀気比出身)はレッドソックスに移籍。メジャーリーガーとして活躍している。DeNA・今永 昇太投手(北筑出身)もメジャー移籍を表明し、複数球団が獲得に動いていると報じられている。 他には、中日・小笠原 慎之介投手(東海大相模出身)、ロッテ・平沢 大河内野手(仙台育英出身)らが現役として残っている現状だ。 MLBで活躍する選手からスカウトや軟式に転向した選手など、15年のドラ1たちの現在地は様々だった。場所は違えど、それぞれの環境で活躍することを願っている。