南海電鉄の緑色車両復活 130周年で特急サザン13日から運行
南海電鉄は12日、同電鉄130周年を記念して、かつて実在した「緑色の車両」の復活を発表。同日午後に大阪市住之江区の車庫で報道公開を行った。この車両は13日から来年3月まで見ることができる。
なつかしのエンブレムも本物を装着
この緑色の車両は、同電鉄130周年の記念に特急サザンなどの1000系。そして7000系で復活させたもの。南海と言えば「緑のツートン」というくらい、昭和の時代は利用者をはじめ多くの人に親しまれた。 「1995年(平成5年)くらいから順次この車両が無くなっていきましたね」と広報担当者。今では見ることがなくなったが、記念の年に限定復活を遂げた。特急サザンでおなじみの10000系では来年3月まで。7000系は今年9月までこの姿の車両が見られる。 車両についているエンブレムも懐かしいものを使用。これは、残されていた本物を装着しているという。また、報道陣からは「南海ホークスの色もこんなんでしたね」という懐かしい質問も投げかけられていた。