いま最も履きたいスニーカーブランド「アシックス」で、歩き心地もお洒落も気にする人にオススメの一足とは?
水が入りやすい靴紐部分をカバーで覆い、さらにアッパーの下半分を樹脂で覆った念のいれよう。 メッシュが露出している箇所もありますし完全防水ではないものの、パンツの裾を被せれば難なく雨を防げそうです。 (まだ雨の日に外出しておらず) 天候を気にせずいつでも履けるのは気楽でいいですね。
ヒールにある軍用のミリタリースペックのような表記にデザインテーマが感じられます。 それでは肝心の歩きやすさ、歩き疲れはいかに!? まぁ初ゲルカヤノ14なのにファッション系を選んだ時点で評価もなにもないかもしれませんが……半日外を歩き回ってもまったく問題なし! 荷物が重く、ときには道路に寝転ぶアクティブな撮影仕事のときでも履いてしまうほどのお気に入り。 樹脂で覆われてても蒸れも感じません。 撮影の日は「足の疲れのなさと安定性重視。傷だらけにもなるし」ということで、見栄えを度外視して軍用トレーニングシューズやアウトドアシューズを履くことが多かったのですが、お洒落なモード系の足元になりました。 ガワにある種の固さがあり、足をしっかりホールドするつくりなのがこのシューズの構造。 足に力がかかる仕事にちょうどよくて。 わたしはスリッポンのように紐を結び直さず履きたくて大きめを選びましたが、なるべくジャストにして紐をきゅっと結ぶとよりパフォーマンスを発揮すると感じています。 (アシックスのほかのモデルにもいえること) 単に飛ぶような歩きやすさ、履いていることを忘れる快適さなら別の選択肢もあるかもしれません。 例えばレトロなニューバランスは足をソファーのように柔らかく包み込み、長時間の歩行も負担なく過ごせます。 シューズの快適さの判断は人によりかなり異なるようなので一概には言えませんが、ひとつのご参考までに。
取り外しできる透け素材のカバーはなんとファスナーつきポーチになってます。 「春になったら色鮮やかな植物のポプリでも詰め込んでみようかな」と考えてみたり。 ストリート系ブランドのデザインですから、小銭を入れたりラフな使い方が想定されているのでしょう。 このモデル、「ASICS GEL-KAYANO 14 × SBTG × Limited Edt」はアシックス公式サイトでは全サイズ完売。 ネット上では在庫僅少なサイズをちらほら見かけますので、気になる方は探してみてくださいー。
写真・文:一史