「ワクチンを打ったことで全く違う体になった」 新型コロナワクチン後遺症への救済支援 自民県議が議会で訴え【大石が聞く】
■2年半、1日のほとんどを布団の上で… 一方こちらは、43歳の男性。 (大石アンカーマン) 「お体は?」 (岐阜県内に住む男性・43歳) 「痛いが、立っているくらいなら大丈夫」 (大石アンカーマン) 「どこが痛い?」 (岐阜県内に住む男性・43歳) 「背中全体。腰から上、首くらいまで」 「布団の上でほぼ寝たきりです。動くと(腰や背中が)痛いので…」 2回目のワクチンを打って3週間後、突然激しい痛みで起き上がれなくなり、それから2年半、病院に行く以外、1日のほとんどを布団の上で過ごしています。 医師の診断は「脊椎関節炎」。免疫の異常で脊椎や関節が炎症を起こす、自己免疫疾患です。 (岐阜県内に住む男性・43歳) 「最初は貯金と失業保険で補っていたが、足りなくなってきて生活保護を頼みました」 トラック運転手の仕事も出来なくなり、収入はゼロに。 今は生活保護を受けています (岐阜県内に住む男性・43歳) 「2年7か月ずっと痛みがあるというのは相当つらい。まずはワクチンとの因果関係をはっきりさせてもらいたい」 ■「一度立ち止まって支援体制を構築しなければ」 この日、男性の家に訪れたのが地元岐阜県議会の長屋議員。 (自民党 長屋光征 岐阜県議) 「何回目の接種でおかしいと思った?」 (岐阜県内に住む男性・43歳) 「3回目まで打っているが、症状が出たのは2回目のあと。ワクチンのせいだと疑っていなかったので…」 (自民党 長屋光征 岐阜県議) 「ワクチンの接種を進めてきた中で、われわれも一度立ち止まって、支援体制を構築していかなければならないのではと」 (岐阜県内に住む男性・43歳) 「まずはワクチンとの因果関係・証明が1番。もし証明ができたのなら生活支援を何か考えてほしいと思う」 ワクチン行政を推進してきたのは、ほかならぬ自民党ですが、岐阜県議会の自民はこれまでにも、ワクチン後遺症への支援を行政に提案しています。 (自民党 長屋光征 岐阜県議) 「自分の声が届いていないということを聞けたのは、すごく大きい。僕らも率直に県の方に伝えていかなければいけないと思っている」
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