【育ちの良さ】は正月明けに「やるか」「やらないか」でわかる!日本女性として知っておきたい1月のしきたり
鏡開きは正月行事のひとつですが、企業の祝賀会や結婚式でも
鏡餅は、鏡開きの日である1月11日まで飾るのが一般的です。鏡開きの日が来たら、割ったりケースの中から取り出したりしたお餅を、お汁粉やお雑煮などにしていただきます。 鏡餅の丸い形は「円満」をあらわし、「開く」という言葉には末広がりのおめでたい意味合いもあるため、新年にふさわしい行事のひとつです。 そして、樽酒を開く儀式のことも「鏡開き」と言われています。 樽酒の鏡開きも、門出に際して健康や幸福を祈願して、その成就を願うという意味合いで、企業の祝賀会や結婚式で現在も行われていますね。
「寒中見舞い」とは相手の健康を気遣った見舞い状
昨今は年賀状のやりとりを行わない人も増えていますが、「寒中見舞い」とは本来、一年で寒さが最も厳しい時期に出す、相手の健康を気遣った見舞い状のことです。 「松の内」(1月7日が一般的)が開けてからは年賀状ではなく、「寒中見舞い」を送ります。 また、相手や自分が喪中の場合にも寒中見舞いを送ります。 つづきの【後編】では、1月15日にしたい習わしについてご説明します。そして、まだまだお詣りにいくことが多い神社の参拝マナーについても解説。
エディター・ライター/(一社)日本プロトコール&マナーズ協会理事 高谷治美