井之脇海&金子大地が晩ご飯を一緒に食べるだけのグルメドラマ「晩餐ブルース」25年1月22日放送スタート
井之脇海と金子大地が、テレビ東京で2025年1月22日から放送スタートする「晩餐ブルース」(毎週水曜深夜1時~1時半)に主演することがわかった。 【フォトギャラリー】井之脇海と金子大地が共演 主演映画「ピアニストを待ちながら」をはじめ、ドラマ「9ボーダー」や舞台「ボクの穴、彼の穴。 W」など様々なジャンルの作品で、独特な存在感を示してきた井之脇が演じるのは、主人公の田窪優太。仕事に忙殺され、壊れかけている中で、食事を通して変化していく役どころに挑む。 井之脇は「“優太”という名前の通り、優しく、相手を思いやる心を持っているのに、自分らしさを見失ってしまっている姿は、読んでいて胸が痛くなるところがあります。仕事に追われる中でも、ふとした瞬間に、本来の優太らしさが溢れてくるように演じたい」と意気込みを語り、「美味しそうなご飯もたくさん出てきます!飯テロです!!優太たちと一緒に食卓を囲むような気持ちで、見てもらえたら嬉しいです」とアピールした。 第77回カンヌ国際映画祭「国際映画批評家連盟賞」を受賞した映画「ナミビアの砂漠」や、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などで印象を残してきた金子は、もう一人の主人公・佐藤耕助役に決定。夢から挫折し人生休憩中の耕助は、優太の異変にいち早く気づく繊細なキャラクターだ。 金子は、「あたたかい作品、優しい役をずっと演じたいと思っていたので、お話いただいた時、とても嬉しかったです」と喜びを語り、「観てくださる方にあたたかい気持ちが届けられるよう頑張りたいと思います」とコメントを寄せた。 ドラマディレクターとしてテレビ局で働く田窪優太(井之脇)は、夢を叶えたものの仕事に忙殺され、エサのように食事を取る日々。かつてあった情熱も消え去り、無性にイライラしてしまうなど、不安定な毎日を送っていた。一方、料理人として順調だったはずの佐藤耕助(金子)は人知れず料理人を辞め、現在はニート生活を送っていた。高校時代の旧友である2人は、友人の離婚をきっかけに再会。そしてある出来事をきっかけに、一緒に晩ご飯を食べるようになり、そんな“晩餐活動”(略して晩活)を通して心を回復させていく。 脚本は、ドラマ「SHUT UP」でアジアコンテンツアワードの最優秀作家賞にノミネートされた山西竜矢を筆頭に、「外道の歌」の灯敦生、映画「正しいバスの見分け方」の高橋名月、「高額当選しちゃいました」の阿部凌大が共同執筆。長編映画デビュー作「ココでのはなし」が第11回アンタキア国際映画祭で審査員特別賞含む四冠に輝いたこささりょうま監督と、映画「マイスモールランド」で第72回ベルリン国際映画祭アムネスティ国際映画賞特別表彰、第27回新藤兼人賞で銀賞を受賞した川和田恵真監督が演出を担う。 「晩餐ブルース」は、25年1月22日より毎週水曜深夜1時からテレビ東京、テレビせとうちで放送。各話放送終了後から、U-NEXT、TELASA、J:COM STREAM、milplus、Prime Videoで順次見放題配信されるほか、「ネットもテレ東」(テレ東 HP、TVer、Lemino)にて見逃し配信される。 井之脇と金子のコメント全文は以下の通り。 【井之脇海】 Q.本作の出演オファーを受けた時の感想、台本を読んでみての感想をお聞かせください。 オファーをいただいて、20代ラストの歳に今作の主演に挑めることが、とても嬉しいと同時に、気が引き締まる思いでした。20代でのたくさんの経験をもって、全力で演じたいと思います。 台本を読んでみると、悩みを持った人物たちが、ドラマチックに、大きく成長したり、変化する訳ではなく、「自分の弱さに気づいて、それとともに歩いていく」、そんな等身大であたたかい世界が広がっていて、心が凪いでいきました。この世界に優太として身を置けることが、今からとても楽しみです。 Q.演じられる役どころについての印象をお聞かせください。 優太は、社会に忙殺され、心がガチゴチになっているところから始まりますが、そんな中でも、耕助のご飯を食べて、素直に「あったかい」、「うまっ」と言葉にできる、些細な幸せを感じられる素敵な人物です。 “優太”という名前の通り、優しく、相手を思いやる心を持っているのに、自分らしさを見失ってしまっている姿は、読んでいて胸が痛くなるところがあります。仕事に追われる中でも、ふとした瞬間に、本来の優太らしさが溢れてくるように演じたいです。 Q.視聴者のみなさんへみどころなどメッセージをお願いいたします。 優太たちが、“晩活”を通じて、心の豊かさを取り戻していく様は、自分もハッとさせられる瞬間があります。そんな瞬間をみなさんにも感じてもらえるよう、みんなで丁寧に作っていきます! そして、美味しそうなご飯もたくさん出てきます!飯テロです!!優太たちと一緒に食卓を囲むような気持ちで、見てもらえたら嬉しいです。 【金子大地】 Q.本作の出演オファーを受けた時の感想、台本を読んでみての感想をお聞かせください。 あたたかい作品、優しい役をずっと演じたいと思っていたので、お話いただいた時、とても嬉しかったです。 Q.演じられる役どころについての印象をお聞かせください。 耕助という役は元料理人で、現在はニートで一度挫折したことがある人です。 同級生だった優太と葵と再会することで少しずつ明るくなって、社会復帰するための努力をする役です。 Q.視聴者のみなさんへみどころなどメッセージをお願いいたします。 毎話、美味しそうなご飯が出てくるところも見所なので、そこも楽しみにしてください。 観てくださる方にあたたかい気持ちが届けられるよう頑張りたいと思います。 【プロデューサー:本間かなみ氏】 忙しない日々の中で、食事や心、自分のことは後回しにしがちですが、後回しにすればするほど、生きている実感というか、自分が人間で生き物だってことを見失っていくような気がします。そんな中で、食事は一番身近にあって手軽な、自分を大切にする方法の一つ、体だけじゃなくて心が生きることにも直結するもの。何を食べるか、誰と食べるか、一人で食べるか、作る作らない、食事への関わり方は自由だけれど、“おいしい”と心安らぐ瞬間、そしてそこに心が通う誰かがいることはとっても尊いものだと思います。井之脇さん演じる忙殺されている優太と、金子さん演じる挫折した耕助が、共に食事をする中で自分らしさを取り戻していく姿、そして毎話出てくるおいしい晩ご飯が、今を頑張る誰かへのエールになれたらうれしいです。