全日本大学女子駅伝 連覇に挑む強豪校の広島出身の主将 ピンチを乗り越えて得た強さのヒミツとは…!?【アナたにプレゼン・テレビ派】
2つ目の強さのヒミツは、愛称の「メガネちゃん」です。ランナーとしては少し珍しいメガネ姿で競技に挑むのが、谷本選手のトレードマークになっています。きっかけは、大学1年生の夏に、黒目の中に膿ができてモヤがかかったように見える「緑膿菌感染症」にかかったことでした。最悪、失明の危機もあると医師に告げられたそうです。
1ヶ月以上の療養期間を経て回復しましたが、コンタクトレンズがきっかけで感染症にかかった可能性があったため、一定期間はコンタクトレンズを着けることができませんでした。メガネをかけて走らなければならない状況になりましたが、メガネで走った谷本選手は、駅伝で区間賞を獲得しました。これがきっかけで、谷本選手自身も「眼鏡で走ったら良い結果が出るんじゃないか」と、自分の中で走るイメージがついたそうです。「メガネのランナーといえば、谷本選手」とファンに覚えてもらいやすく、また、苦しい状況を乗り越えているので、ポジティブな要素になっていることから「今だからこそ、どんなに大変なことがあっても乗り越えられる」と、大きな自信になっていると話していました。現在は、コンタクトを着けても問題ないとのことです。
谷本選手の目標は「優勝して、広島の人に成長した姿を見せ、恩返し出来るような走りをしたい!」でした。
『全日本大学女子駅伝』は、10月27日(土)ひる12時から広島テレビで放送します。強豪校のキャプテンを務めるメガネのランナー・谷本選手の活躍に期待しましょう。