【鳴尾記念】AIの本命は末脚武器のロードデルレイ 複勝率50%超え「4歳馬」は母父や生まれ月がカギ
安定感ある4歳馬
6月1日(土)に開催される鳴尾記念(GⅢ・芝2000m)。兵庫県武庫郡鳴尾村に建設された鳴尾競馬場にちなんで名づけられた重賞だ。鳴尾競馬場は1937年に阪神競馬場と改称、のちに兵庫県宝塚市に移転した。今年は阪神競馬場が改修のため、舞台は京都競馬場に移る。小倉競馬場で行われる中京記念のような感覚ではあるが、それはさておき今年はどんな決着が待っているのか。ここではAI予想エンジンKAIBAの本命馬を紹介する。 【安田記念2024 推奨馬】東京コースは複勝率50%で安定感◎! SPAIA編集部の推奨馬を紹介(SPAIA) AI本命馬:ロードデルレイ ●短評 6戦5勝、勝率83.3%と、とにかく勝ち切る4歳馬で、負けたのは昨年の神戸新聞杯のみ。それも0.1秒差4着だったので決して大敗ではない。中団から33秒台の末脚を使って伸びる素質馬で、能力は重賞でも十分通用する。このところ現4歳世代が振るわないという声はあるが、この馬は5月生まれと遅生まれでまだまだこれから。2連勝中の勢いに乗って、重賞初制覇を目指す。 ●データ 過去10年の鳴尾記念(中京開催時も含む)のデータでは「4歳馬」が【1-4-4-7】複勝率56.3%と2頭に1頭が馬券に絡んでいる。なかでも母父がサンデーサイレンス系の馬は【1-2-1-0】複勝率100%。加えて、馬券に絡んだ馬は全て上がり最速の脚を使っており、ロードデルレイとタイプが被る。 また、遅生まれの「4歳馬」も狙い目で、4月生まれなら【0-1-3-0】、5月生まれなら【1-2-0-0】と安定している。好走馬にはジェラルディーナやメールドグラースなど、3歳後半や4歳になってから頭角を現しGⅠを制した、やや遅咲きの馬が並ぶ。これに該当する本馬や印がついたニホンピロキーフにも期待したい。 AI予想エンジンKAIBA ◎ロードデルレイ ◯ヨーホーレイク ▲ボッケリーニ △ディープモンスター ×ニホンピロキーフ 《KAIBAとは?》 独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
SPAIA編集部