<水谷果穂>子供たちの声援「純粋すぎて感動」 「ウルトラマンアーク」でヒロイン役 「誇らしい気持ちと責任感」の中で
そんな歴史のある特撮ヒーロー作品でヒロインを務めることについて、水谷さんはどんな思いでいるのか。
「以前に舞台で共演した石黒英雄さんから『ウルトラマンオーブ』に出演されていたときの話を聞いたことがあって、『一生、子供たちに誇れる仕事だから』とおっしゃっていました。それは、オーディションを受けるときからずっと感じていたことでもあって。これから先もずっと、いま『ウルトラマンアーク』を見ている子供たちが大きくなっても記憶に残っているだろうなと思うと、誇らしい気持ちと責任感でいっぱいです」
◇26歳、自分の殻をどんどんと破っていかなくてはいけない
水谷さんいえば、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」「なつぞら」、映画化もされた“月9”ドラマ「イチケイのカラス」(フジテレビ系)、昨年、大ヒットした日曜劇場「VIVANT」や現在“シーズン2”が放送中の「ブラックペアン」(共にTBS系)シリーズなどで知られる。
今回、これまでのキャリアの中で少々異色な「ウルトラマンアーク」での挑戦を経て、俳優として“いま、思うこと”も聞いた。
「自分の人生でポテンシャル以上のものを発揮できるとしたら『この仕事以外にない』とも思うので、だからこそ挑戦できているというのはあると思います。それに加えて、現在26歳で、ここから30代に向けて、自分の殻をどんどんと破っていかなくてはいけないとも感じていて。今までやってこなかったコメディーみたいな振り切った役、日常生活では感じられないような重たいものを抱えた役とか、自分の殻を破らないと成立しない作品にチャレンジしたいですし、そういう作品と出会えたときに、しっかりと演じられる自分になっているよう、今あるお仕事も、これから出会うお仕事も頑張って取り組みたいなと思っています」