人気が爆発しているのは!? J1入場者数アップ率ランキング3位。前年比1.5倍!? 驚異的な観客数を残すクラブとは?
明治安田J1リーグは後半戦に突入し、FC町田ゼルビアがなおも首位に立っている。町田のようにファンの期待が高まっているクラブがあれば、盛り上がりに欠けるクラブもある中で、今回はJ1リーグ全20クラブの今季の1試合平均のホーム観客動員数を集計し、昨季からの上昇率をランキング形式で順位ごとに紹介する。(データは第24節終了時点)
3位:サンフレッチェ広島 本拠地:エディオンピースウイング広島 収容可能人数:2万8347人 2023シーズン1試合平均:1万6128人 2024シーズン1試合平均:2万5410人 前年比:157.6% 昨季から大きく観客数を伸ばしているのは、現在J1で5位につけているサンフレッチェ広島だ。1試合平均の観客動員数は1万6128人から2万5410人に上昇し、前年比は157.6%となっている。 観客数が大幅に上昇している理由として真っ先に挙がるのは、今季から使用している新スタジアム「エディオンピースウイング広島」の存在だ。昨季まで使用していたエディオンスタジアム広島と比べて収容人数は減少したものの、交通の便が良くなり、スタンドとピッチの距離が近くなった。 収容可能人数2万8347人に対して1試合平均観客数は2万5410人というのは驚異的な数字だ。特に第14節の鹿島アントラーズ戦は平日開催だったにもかかわらず、2万5302人の観客がスタジアムを訪れており、いつもどおりスタジアムは満員になった。 広島の平均観客数過去最高記録は、2012シーズンの1万7721人だった。今季はこの数字を超えるのがほぼ間違いない状況だ。今季のホームゲーム限定で順位をつけると、6勝3分け3敗の広島は4位で、ファンを十分に満足させていると言える。新スタジアムの初年度として素晴らしいシーズンを過ごしており、今後は訪れた観客に再び来てもらう努力が重要になりそうだ。
フットボールチャンネル