中日・大島洋平が語る「スタメンを外れた理由」「自分のベストな起用法」とは?
厳しいシーズン
「今シーズンはスタメンで出たり、外れて休養しながらのシーズンでしたが、体調面や精神面などに影響はありましたか?監督からは、開幕前に起用法の説明はあったんですか?」(Bさん) 今年は143試合中、130試合の出場。スタメンではなく、途中出場、途中交代が多くありました。 大島「今まで出るのが当たり前。試合もむしろトレーニングぐらいなイメージで僕の中ではやってたので、結構難しかったですね」 試合でしか得られない緊張感や刺激があり、それを乗り越えてパワーアップしてきたそうですが、1日ポンと休みが入ると張りがなく、身体が緩んでしまうんだとか。
大丈夫ですが?
今年の4月、開幕の3戦目。スタメンを外れる時に「休みながら行こうか」と立浪監督に言われたそうです。 大島「僕は『大丈夫ですよ』って言ったんですけど、『まあまあまあ』みたいな感じで。そっから週一ぐらい休みながら行ったんですけど、張りがないと嫌だったんです」 そこで普段のウエイトトレーニングの強度を上げた大島選手ですが、それが裏目に出てしまい、5月に入ると不調に陥ります。 大島「これはダメだと思って、トレーニングの強度はいつも通りに戻してランニングを入れてあげたら、ちょっとずつ戻ってきた感じですね。 そういう失敗もありました」
ランニングは重要
立浪監督はおそらくベテランの体を気遣っての起用の仕方だったのですが、大島選手本人はいつものリズムが変わるのがやりにくかったそうです。 大島「ランニングは僕の中では結構重要ですね。どこにいても走ってはいました。アマチュアの時は試合が決まってるので、調整期間はランニングを入れて、刺激入れるみたいなことはやってました」 基本に戻したことが功を奏したようです。この後も大島選手の興味深い話は尽きませんでした。 (尾関)