日経平均終値、157円安の3万9376円…半導体関連銘柄が下落
12日の東京株式市場で日経平均株価(225種)の終値は、前日比157円23銭安の3万9376円09銭だった。 【図表】日経平均株価、このように推移している
前日の米株式市場で主要株価指数がそろって上昇した流れを受け、午前中の東京市場は幅広い銘柄に買い注文が広がった。一方、米商務省が半導体受託製造大手の台湾積体電路製造(TSMC)に対し、中国顧客への先端半導体の出荷停止を命じたと報じられ、半導体関連銘柄は下落した。
午後になると、米国のトランプ次期大統領がマルコ・ルビオ上院議員を国務長官に起用する見通しとの報道が伝わった。中国に対して強硬姿勢が強まるとの見方が広がり、半導体関連を中心に下げ幅が拡大。日本経済全体への悪影響の警戒も広がり、日経平均はマイナスに転じた。
東証株価指数(TOPIX)は1・84ポイント高い2741・52。