全国高校サッカー選手権が開幕 15大会ぶり出場の帝京が京都橘に勝利 途中出場のFW宮本周征が決勝点
◆第103回全国高校サッカー選手権▽1回戦 帝京2―1京都橘(28日・国立競技場) 【写真】紅白リハ→国立ハシゴの大物OB 第103回全国高校サッカー選手権が28日、東京・国立競技場で開幕し、戦後最多の優勝回数(6回)を誇り、15大会ぶりの出場を果たした帝京(東京B)が、京都橘(京都)を2―1で下し、初戦を突破した。 帝京は前半5分、CKからDFラビーニ未蘭がヘディングで決めて先制。180センチの大型左サイドバックが、セットプレーの強さを発揮した。 後半には京都橘も攻勢を強め、ロングスローも活用して帝京ゴールに迫った。そして同33分、ショートCKからDF桐原惺琉(3年)が決めて1―1の同点に追いついた。しかし直後の同35分、帝京は中盤で主将のMF砂押大翔(3年)が巧みなボール奪取からラストパスを送ると、最後は途中出場のFW宮本周征(2年)が右足で決めて勝ち越し。終了間際には京都橘のシュートがバーをたたくシーンもあったが、そのまま試合終了。2―1で帝京が勝利した。
報知新聞社