つば九郎に祝福されるヤクルトの武岡龍世選手

◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト3-2中日(19日、神宮球場) ヤクルトは19日の中日戦で、同点の7回に武岡龍世選手の犠牲フライで勝ち越しに成功。中日との接戦を制しました。 【画像】ヤクルト長岡秀樹が雨の中、黙々と打ち込み 18日に特例2023対象選手により主砲・村上宗隆選手が出場選手登録を抹消。代わって武岡選手が2試合連続サードでスタメン出場しました。 2-2の同点で迎えた7回、高橋宏斗投手から1死3塁とチャンスをつくり迎えた打席。「繋いでくれたチャンスをどうにか活かしたいと思いながら打席に入りました」きっちりレフトへの犠牲フライで大仕事をこなします。 前日の試合でも同点の4回に勝ち越しタイムリー。2試合連続でヒーローとなったことについて、「できすぎ」と話しながらも、「想像していなかった。本当にうれしい気持ちで一杯」と笑みがこぼれました。 武岡選手は、プロ4年目の22歳。ロッテの佐々木朗希投手と同学年で、チームメートには昨季ショートのレギュラーをつかんだ長岡秀樹選手がいます。 昨年もチーム内に新型コロナ感染者が多く出たときに、一軍にあがり7試合で打率4割超えを記録。チームの危機に強い頼もしい男が“主砲・村上”不在のピンチに輝きを放っています。