2ペダルの旧車に乗ると左足の置き場に困る?
筆者のフォルクスワーゲン「ゴルフⅡ GLi」(1990年式)は右ハンドルの3速ATモデル。2ペダルなので当然、左足の置き場所をどうするかが問題になる。古いクルマだからフットレストを探すのも大変そうだし……。そんな時に頼りになるのがチューニングブランド「COX」だ。 【写真】1990年式「ゴルフⅡ」は左足の置き場に困る! なのでフットレストを探して取り付けてみた
■フットレストの在庫を発見! さて、件の左足の置き場所問題だが、乗り始めてみると予想通りで、平らな床面に足を置くと体の踏ん張りが効かないし、斜めになっている奥のバルクヘッドまでは残念ながら足が届かない。さてさてどうしようと思いながら、納車後はモヤモヤとした数日間を過ごした。
ここで「そういえば!」と思いついたのが、フォルクスワーゲン(VW)とアウディのチューニングブランド「COX」だ。20年ほど前、ゴルフⅢやⅣに乗って「VWサーキットトライアル」(1990年代後半から2000年代前半に行われていたポカールカップの前座レース)に出場していた頃、お世話になっていた。
早速連絡してみると、さすがにゴルフⅡの右ハンドル/AT車用フットレストはすでに生産中止になっているものの、なんと、在庫が何個か残っているというではないか! すぐにカスタマーセンター(神奈川県足柄上郡中井町)に向かった。
フットレスト(1万9,800円)はブラックの軽量アルミ製。COXのロゴと4本のシルバーのラインが入っている。取り付けに当たった若いメカさんは「実際にゴルフⅡに取り付けるのは今回が初めてです」と話しつつも、そのままではネジの頭部がちょっと飛び出してしまうところを上手に処理し、綺麗な仕上がりにしてくれた。ありがとうございました!
■COXボディドクタークッションを試す Oettinger(エッティンガー)チューンの「ゴルフⅡ GTI」やVW「ビートル」ベースのフォーミュラマシン、ポルシェ「356カブリオレ」など、さまざまなクルマが並ぶCOXのショールーム内には、そのほかにも魅惑的な商品が置かれていた。中でも引っかかったのが「COXオリジナルボディドクタークッション」(1万5,400円/1個)だ。