「明らかに問題だ」大谷翔平の元通訳・水原一平被告をいまだMLBが問題視…?米メディア「規模を考えると…」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の専属通訳を務めていた水原一平被告の違法賭博を筆頭に、今季のMLBは賭博に関するギャンブルが絶えない。これにはロブ・マンフレッドコミッショナーも頭を抱えている。米メディア『ブリーチャーレポート』のポール・カサビアン記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 今季、最も注目されたスキャンダルは、水原被告が大谷の口座から約1700万ドル(約27.2億円)を不正に送金し、違法ブックメーカーでスポーツ賭博の資金を調達したことだった。その他、サンディエゴ・パドレスに所属していたトゥクピタ・マルカーノ内野手が野球賭博を行い、出場停止処分を受けたことも大きなスキャンダルとなった。 これらに対してマンフレッド氏は「すべてのスポーツベッティングが違法だった時代には、監視することが不可能だった。現在は、ほとんどのスポーツベッティングが合法であるため、広範なモニタリングが実施されている」と改善に向けた動きを述べた。 MLBと賭博の関係についてカサビアン氏は「最近だけでなく、数年前からのスキャンダルの規模を考えれば、マンフレッドが野球の健全性をスポーツの第一の課題と考えるのも理解できる。そして、MLBが賭博ポリシーに違反した選手に厳しい罰則を課す用意があり、それを厭わないことは明らかであるにもかかわらず、それは明らかに今後の問題になりうる」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部