強盗相次ぐ…自宅の防犯対策とNG行為 SNSで「これから寝ます」が情報源に?道端にゴミがあったら?【#みんなのギモン】
■不審者対策 ゴミが落ちていたら?
加納解説委員 「次に、不審者への対策です。道端にゴミが落ちているのを見つけたら拾うかどうか、いかがでしょう?」 鈴江アナウンサー 「これが不審者対策になるんですか? 拾っていた方が、皆さんがまちなかに目を配っているという、警戒感がありそうじゃないですか」 忽滑谷アナウンサー 「私はいま何事も疑ってしまうので、誰かが意図的に落とした物だったとしたら、拾ってしまうと、なくなったことによって、何時くらいにどれくらいの人が通るのか、周辺に住んでいる人の情報になってしまうんじゃないかと思ってしまいます」 加納解説委員 「セコムによると、答えは○です」 「ゴミや落書きが放置されていると、不審者には近所付き合いが薄いと思われて狙われやすい。ご近所の人とはなるべく挨拶を交わすのも対策の1つです。不審な人がうろついていれば目立ちますし、うかつなことはできない印象を与えます」 森アナウンサー 「地域ぐるみでの防犯ですね」 鈴江アナウンサー 「こうやって目を配っておくことが大事なんですね」
■不審者はどんな服装をしている?
加納解説委員 「では、こうした不審者はどんな服装をしているのでしょうか。スーツ姿、工事などの作業着、普段着。どれだと思いますか?」 桐谷キャスター 「いろいろやっていても怪しまれなさそうなのは、作業着なのかなと思います」 加納解説委員 「答えは全部です。スーツを着て訪問販売員になりすます、工事などの作業者になりすます、普段着で住民になりすます。こうした服装で周囲の状況に合わせれば、目立ちません。ごく当たり前の、普通の服装をして紛れ込んでいる可能性があります」 「不審者を見抜く上では、行ったり来たりを繰り返してウロウロしている、不自然な場所で立ち止まっている、同じ場所にずっといるといったポイントに気を付けてください」 「強盗の手口は年々巧妙になっています。自分の身は自分で守る意識を持って、対策は時代に合わせてアップデートしていく必要がありそうです」 (2024年10月23日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
【みんなのギモン】 身の回りの「怒り」や「ギモン」「不正」や「不祥事」。寄せられた情報などをもとに、日本テレビ報道局が「みんなのギモン」に応えるべく調査・取材してお伝えします。(日テレ調査報道プロジェクト)