強盗相次ぐ…自宅の防犯対策とNG行為 SNSで「これから寝ます」が情報源に?道端にゴミがあったら?【#みんなのギモン】
■窓の対策では「補助錠」がおススメ
加納解説委員 「次に窓の対策です」 菊池代表 「仮に窓が割られて鍵を開けられ、侵入犯が侵入しようと思った時に、補助錠が付いていれば、簡単に窓を開けることができません」 加納解説委員 「締め付けるだけで設置できるため、最初に始める窓の対策としてはおススメだということです」 忽滑谷こころアナウンサー 「対策したいと思っても大掛かりな工事だと時間がかかってしまいますから、いますぐ何かやりたいという方にはいいかもしれませんね」 加納解説委員 「担当者は、『まずは価格の安い物から設置してみて、徐々に高機能の物を使ってみるのもいいのでは』と話していました」
■侵入の手口 多いのは…
加納解説委員 「警察庁の『刑法犯に関する統計資料』によると、家に人がいる時に侵入して窃盗を行った犯罪(居空き)の認知件数は、去年1年間で995件でした」 「どうやって侵入したかを見ると、3番目に多いのが、合鍵などを使って侵入する手口で19件でした。以前の住人が持っていたり、知人による犯行だったり、郵便ボックスなどに入れていた鍵から合鍵を作って部屋に侵入したりといったケースが多いようです」 森アナウンサー 「郵便ボックスから鍵を盗むのではなく、合鍵を作って戻しておくということですか…」 鈴江アナウンサー 「気づきにくいですよね」 加納解説委員 「2番目に多いのが、ガラス破りで88件。1番多いのが無締まり。鍵が閉まっていない所からの侵入で、775件と約8割を占めていました」 桐谷美玲キャスター 「家にいる時に鍵を閉めないとなると、換気などで開けている場合もありますからね…」 森アナウンサー 「ドアはともかく、窓を開けっ放しにしている方はいると思うんですよね」 加納解説委員 「どんなに対策をしても、鍵をかけなくては全く意味がありません。日頃から鍵をかける習慣を身に付けておきたいものですね」
■狙われやすいSNSの投稿とは?
加納解説委員 「狙われやすいNG行動について考えます。普段から、少し心掛けることでできる対策をセコムに聞きました。まず、SNSでの投稿です。狙われやすくなってしまう危険な投稿はどんなものか分かりますか?」 桐谷キャスター 「旅行などに行く時に、家にいないということが分からないように、すぐにSNSに投稿しないようにしています」 森アナウンサー 「自宅の近くで場所が分かるような写真は上げないように気を付けています」 加納解説委員 「割と素晴らしい対策だと思います。例えば『これから寝ます』『明日から出張です』など、一見当たり障りのなさそうな投稿でも、侵入のチャンスだと情報源にされてしまうことがあるそうです」 「リアルタイムの投稿や、先の予定を具体的に書くのは控える。『行きました』という過去形はいいですが、『ここにいます』という現在進行形はダメということです」 鈴江アナウンサー 「自分はそのつもりはなくつぶやいてしまったことも、悪用されるリスクがあります。1回立ち止まった方がいいですね」