首位快走のソフトバンク 準備万端、二軍で爪を研ぐ3選手!
2軍戦が開幕して1カ月以上が経過した。1軍が開幕する前はベテラン選手や開幕ローテーションの調整なども多くあったが、すでに落ち着いてきた感がある。今回はソフトバンクの期待の選手を確認しておきたい。 【一覧】5人のルーキー投手 活躍度 ★柳町 達外野手(慶應義塾→慶應義塾大→2019年ソフトバンク5位) 25試合 打率.388(85打数33安打) 1本 14打点 柳町が打ちまくっている。ここ2年連続、1軍で100試合以上に出場していたが、今年は2軍スタートとなった。その鬱憤を晴らすかのように、25試合で打率.388、1本塁打、14打点、OPS.964と流石の成績を収めている。打率はチームトップでウエスタン・リーグでも2位だ。 またK%は14.5%から9.0%へと5%以上も減少した。ボールを見極められるようになったのも心強い。ソフトバンクの1軍は柳田 悠岐外野手(広島商出身)、周東 佑京内野手(東農大二出身)、近藤 健介外野手(横浜高出身)と外野のレギュラーはいずれも日本代表クラス。しかし、控えは育成から這い上がってきた緒方 理貢外野手(京都外大西出身)や川村 友斗外野手(北海出身)となっている。まずは2軍で結果を残し続け、若鷹たちとの戦いを勝ち抜き、1軍昇格を目指すことになる。 ★井上 朋也内野手(花咲徳栄→2020年ソフトバンク1位) 21試合 打率.284(67打数19安打) 0本 5打点 内野手では大砲候補の井上が打率.284の成績を残している。期待されている本塁打はここまで0で、二塁打も2本と長打を打ててない。長打率も昨年の.436から.313と、大きく下がってしまっている。まずは打撃面でアピールしたいところ。 ★前田 純投手(中部商→日本文理大→2022年ソフトバンク育成10位) 4試合(20回) 1勝1敗 防御率2.25 投手では育成2年目の左腕・前田 純が好投している。ここまで4試合に登板し、防御率2.25。とくに与四球が少なくわずか3個。BB%は3.9%と、制球力に長けている。ソフトバンクの支配下登録枠は現在65人。残り5人の枠を勝ち取ることができるか注目だ。 ※数字は2024年4月27日終了時点