カブスが6押し出し四球で大逆転 鈴木誠也も内野安打と押し出し四球で貢献
◆米大リーグ パイレーツ―カブス(11日・米ペンシルベニア州ピッツバーグ・PNCパーク) 【写真】パイレーツは全米注目の新人スキーンズがデビュー 右脇腹の張りで負傷者リスト(IL)入りしていたカブスの鈴木誠也外野手が11日(日本時間12日)、敵地のパイレーツ戦で「2番・右翼」で先発出場し、5回に遊撃内野安打と押し出し四球で一挙7得点の大逆転に貢献した。 パイレーツは全米注目の新人スキーンズのデビュー戦、鈴木は第1打席がスライダーで空振り、第2打席は99・2マイル(約160キロ)で見逃しと2打席連続3球三振だったが3打席目で内野安打してチャンスを膨らませ、豪腕新人を降板させた。スキーンズは5回に2者連続安打された場面で交代するまで84球。100マイル前後の直球に加えスプリット、スライダー、チェンジアップを駆使し打者20人から6安打7三振、2四球、84球投げたところで降板した。 この時点で6―1だったが、パイレーツの2番手ニコラス、3番手フレミング、そして4番手ホルダーマンが大乱調。ニコラスは13球連続ボールで3者連続ストレートの押し出し四球、フレミングも押し出し四球で、屈辱の4者連続押し出し四球の大乱調などで5点リードを守れず。5回2死満塁、打者鈴木誠也の場面で降雨中断。再開後に登板した4番手ホルダーマンも鈴木、ベリンジャーを歩かせ、1イニング6押し出し四球などで7点を挙げカブスが逆転した。
報知新聞社