車中泊するならRVパークがおすすめ! 知っておきたい正しい利用方法とNG行為とは
くるま旅派のキャンパーさんにとって、意外と知られていない事実のひとつが、道の駅では基本的に車中泊が禁止されていること。なかには車中泊をOKにしている施設もありますが、道の駅は休憩目的が前提の施設でもあり公共の空間での宿泊行為は認められていないことを知っておきましょう。 【写真】ISOFIXのチャイルドシートを装着できるハイエースの中身を見る(全8枚)
宿泊目的ならRVパークがおすすめ
日本RV協会(JRVA)が認定する車中泊施設のRVパークは、現在400を数える施設が日本各地に点在しています。利用できる車両はキャンピングカーに限らずミニバンや乗用車でも利用することができ、車中泊目的であれば誰でも使うことが可能です。 RVパークの利用予約方法は、『RVパークsmart』やスマホアプリの『RV-Park.jp』からインターネットで事前に予約・利用料金の支払を済ませることができ、利用当日に予約完了後表示されたQRコードを現地のQR読み取り機に読み取らせる(チェックインする)ことで、設定された利用時間に電気が供給される無人宿泊サービスを利用することができます。
RVパークを利用するメリットは?
前述の通り、RVパークは車中泊利用であれば車両を問わず使うことができ、余裕のある駐車スペースや複数日の滞在も可能。もちろん、24時間利用できるトイレも完備され、100V電源も使うことができます。また、RVパークはクルマで15分圏内の近隣に入浴施設があるロケーションにあるため、旅の疲れをしっかり癒せるのも魅力といえます。 もちろん旅で出たゴミの処理も可能です(料金は宿泊代に含まれる場合のほか、別途料金が発生する場合もあります)。ほかにも入退場の制限が緩やかであるのもうれしいポイントです。
RVパーク利用で知っておきたいNG行為5選
良識のあるキャンパーさんにとって、駐車時に長時間のアイドリングをする人はいないかと思いますが、RVパークでは「駐車中のアイドリング」は禁止されています。その理由は言うまでもありませんが、隣り合う区画を利用する方への配慮を鑑みると、アイドリングは迷惑行為になります。 また、「車外での火気使用」も禁止されており、ひとつの区画が広いことを理由に焚き火台を囲んでのBBQやカセットコンロなどの使用も禁止となります。 ほかにも「洗面所での炊事・洗濯」の禁止や旅の途中で出た「ゴミの不法投棄」などもってのほかで、RVパークでは有料の場合もありますがゴミの処理を受け付けてくれる施設もあります。もちろん分別方法など施設のルールに従ってゴミ出しを行ってください。 さらにキャンプ場あるあるの迷惑行為の筆頭でもある、「深夜にまでおよぶ宴会」もNGです。RVパークは宿泊を前提にした施設なので、安眠を妨げるような周囲の利用者への迷惑行為はご法度です。
愛犬連れ利用の注意点とは
一部のキャンプ場では、愛犬同伴をNGとしている施設もありますが、RVパークでは施設内の駐車場を散歩させることもできます。もちろん施設のルールに従って利用する必要があり、排泄物の処理をご自身で行い、滞在中はしっかりリードを着用して過ごしてください。
ソトラバ編集部