「飲み会続きでも太らない人」が無意識にやっているたった1つのこと【管理栄養士が解説】
お酒を飲む機会が増える年末年始。体重増加が気になる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、お酒好きな方は必見!「飲み会で太らない食べ方、飲み方」をお伝えします。(管理栄養士 岡田明子) 【この記事の画像を見る】 ● 「飲み会に向けて昼は軽めに」 その行為がアダになる? 飲み会が予定されている夜――たくさん食べたり飲んだりするから、その日の朝食や昼食は軽めにしたり、飲み会までは食事を抜いて心置きなく食べ飲みしようと考えている方が多いのではないでしょうか。しかし、その行為こそがまさに太る原因なのです。 空腹のまま飲み会に参加すると、待ったましたとばかりにまずビールを一気飲みして、欲望のままに唐揚げやポテトなどの揚げ物やピザやパスタなどの味の濃いメニューを食べる……といった行為に走りがちです。そうすると、血糖値が急上昇し、糖質が脂肪として蓄積されてしまいます。また、空腹なので注文しすぎたり早食いしたりと、結果的に食べすぎにつながってしまう残念な結果に。 飲み会は空腹状態で参加するのではなく、軽く食べて、お腹を満たしてからにしましょう。 当日の昼食で食べるものは、腹持ちがよく栄養補給ができるものがおすすめです。チーズ、ゆで卵、サラダチキンなどはタンパク質が補給できます。手作りの野菜ジュースやトマトジュースは食物繊維とビタミン、ミネラルが補給できます。 「事前準備」をしっかりしていざ飲み会へ。気をつけたいのが、飲むお酒の種類と量です。ビールは太ると思われている方も多いでしょう。確かに、ビールや日本酒、ワインなどの「醸造酒」は焼酎やウィスキーなどの「蒸留酒」に比べ糖質が多く含まれています。 しかし、蒸留酒もたくさんの量を飲めばカロリーオーバーになります。「お酒はゆっくり楽しむ」ということを心がけてください。最初の1~2杯は好きなお酒を飲み、3杯目以降は、蒸留酒の焼酎やウィスキーに切り替えるなど、自分なりのルールを決めておくのも手です。