維新の会・松沢成文参院議員が代表選出馬表明「皇居の関西移転で『文化の首都を関西』『政治の首都を東京』と2つの首都を置く」
元神奈川県知事の日本維新の会・松沢成文参院議員(66)は14日、国会内で記者会見し、同党の代表選(17日告示、来月1日投開票)への立候補を正式表明した。 松沢氏は、代表選での公約については「関西奠都(てんと)を最大の争点にしたい。皇居の関西移転で『文化の首都を関西』『政治の首都を東京』と2つの首都を置く」と断言。「料亭政治がどうかではなく、これくらいの夢と将来を語らなければ」と付け加えた。「党は指導力失っている。改革へ新しい陣営を作る」とし「大阪中心の政党だが一極集中になっている。その他の地域の人でも、日本はどうするかを議論できる政党にしたい」と意気込みを示した 党代表選は、吉村洋文大阪府知事(49)らが出馬を表明している。「吉村さんでシャンシャン、の代表選になってはいけない」とし「吉村さんは大阪府知事なので国会にいない。国会のリーダーが日本維新の会が引っ張らないと行けない」と述べた。また、推薦人には元滋賀県知事の嘉田由紀子参院議員らのほか、中条きよし、松野明美両参院議員も加わる予定だという。 松沢氏は11日に国会内で「大阪の一極集中の打破が党の課題」「関東の地方議員が応援したいと手をあげている」などと出馬に意欲を示していた。対して、同党元代表の橋下徹氏が自身のXで「大阪維新は関西以外の国会議員を切り離してしまえ。次の選挙では全員落選やわ。国会議員はなぜ自分が当選したのかよく考えよ。大阪の看板なんだよ!」と激怒投稿していた。 松沢氏は、橋下氏については「接点はほぼありません、維新の参院議員になったのは松井さんの時代で橋本さんを知らない。Xも一切読んでいない」と前置きしてうえで「橋下さんもコメンテーターの立場。(発言は)自由と思いますが気にしていません」と言い切った。
報知新聞社