「1日にトイレ30回、全部下痢」「20代で大腸全摘」…“潰瘍性大腸炎”の闘病生活描いたギャクマンガ家の壮絶すぎる“痛みとの戦い”と“救い”
より専門的な治療ができる病院へ転院した島袋さん。そこで投与されたのが、最大モルヒネの100倍の効力を発揮する医療用麻薬「フェンタニル」。これを大量に使用したことで、ようやく痛みから解放された。 「(転院するまで)2年かかった。その間ずっと痛みで苦しんでいる時間だった。夜痛くて気絶するように寝て、朝早くから痛くて起きる。そんな中でも仕事のマンガも趣味のマンガも描いていた。マンガが生きがいの人間だったので、マンガが取り上げられたら逆にもたなかったんじゃないか」 マンガを描くことが救いだった島袋さん。一方で、マンガを読んだ読者からも「気分が楽になった」と様々な声が寄せられたという。 現在は症状が大分落ち着き、一時的な人工肛門「ストーマ」をつけて生活する島袋さん。 「明るく病気と付き合うなんてそんな大層なことは言わないが、病気のことで笑って話し合える仲間が増えたらいいなとは思うので。(マンガを読んで)ちょっと心が軽くなってくれたらいいな」 (『ABEMAヒルズ』より)