国立自然史博物館を沖縄に設置する意義を考える講演会
沖縄テレビ
アジアで初めてとなる国立自然史博物館を沖縄に設置する意義について理解を深めようと那覇市で講演会が開かれました。 講演会に登壇した琉球大学の西田学長は琉球列島から東南アジアは世界で最も生物多様性が豊かであると説明しました。 琉球大学西田睦学長「(沖縄は)自然の多様性の高さ、生物多様性が最も高い、日本の中で。世界に類例がない、多様性の真っ只中に作るということころに沖縄の優位性がある。」 西田学長は自然環境の保全や気候変動などのメカニズムを解明・研究する自然史科学の研究拠点が無いことから、アジアの中心に位置する沖縄に設立することが最適だと述べました。 国立沖縄自然史博物館の設立準備委員会は沖縄の本土復帰60年を迎える2032年の開館を目指し、県民への周知を図るとともに産官学で連携し国と協議を進めたいとしています。
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