言わんこっちゃない自民党大敗 総裁選で高市候補を選ばなかった自民党議員、自らの責任だ 変わり身の朝日新聞、言い訳に笑い
【花田紀凱 天下の暴論プラス】 だから、言わんこっちゃない。 石破自民党が歴史的大敗。自公で過半数割れは15年ぶりだ。さすがに開票を見守っているときも、各社のインタビューでも石破茂総理に笑顔は一切ナシ。 【写真】「もっと下に…下に」“半ケツ”状態でビラ配りをするボランティア女性 それでなくても悪い目つきがますます悪くなっていた。 「なぜ、言わんこっちゃない」か。 1カ月前、9月27日の自民党総裁選。第1回投票で大方の予想に反し、高市早苗候補が、石破候補を圧したのだ。 高市候補 議員票72 党員・党友票109 計181 石破候補 議員票46 党員・党友票108 計154 ところが決選投票ではこれが逆転。 石破候補 議員票189 地方票26 計215 高市候補 議員票173 地方票21 計194 つまり、第2回投票で石破候補の議員票は143票も増えていたのだ(高市候補は101票増)。 岸田文雄前総理の指示か、菅義偉元総理の依頼かは知らないが、143人もの議員が、石破候補を新たに支持したことになる。 この時、高市候補を支持する議員が、あと22人増えてさえいれば高市総理が実現していたのだ。 もし、あの時、高市候補を選んでいれば、日本初の女性総理として、世界のメディアでも話題になったに違いない。 選挙中に自民党の、あのどんよりしたような暗い雰囲気はなく、清新な風が吹いていたろう。 石破総理は応援に来なくていい。来れば票が減るなんてこともなく、高市さん、全国の候補から引っ張りだこだったろう(総理でなくても引っ張りだこで、全国を飛び回っていた)。 むろん選挙にも負けなかったに違いない。 繰り返すが、総裁選決選投票で石破さんに票を投じた自民党議員の責任は重い。 今回の自民党大敗は、あの時、高市候補を選ばなかった自民党議員、自らの責任だ、だから「言わんこっちゃない」と言っているのだ。 むろん、新聞各紙、選挙後、石破総理をいっせいに批判。 石破総理に厳しいのが産経。