広島、盗塁死で今季初の引き分け 新井監督「勇気持ってトライした結果」
(セ・リーグ、広島0-0巨人、4回戦、巨人3勝0敗1分け、19日、マツダ)0─0の延長十二回2死一塁でこの日24歳の誕生日だった広島の代走・羽月が二盗に失敗し、マツダスタジアムはため息に包まれた。今季初の引き分け。それでも新井監督は「こちらがどんどん行けと言っている。勇気を持ってトライした結果」と責めなかった。 【写真】ケミストリー、マツダで国歌斉唱 鯉党の堂珍嘉邦「めちゃくちゃ緊張しちゃいました」 「よく頑張った。(九里)亜蓮もランナーを出したけど要所を締めてナイスピッチング。そのあとをつないだブルペンも、よく頑張った」 先発・九里が6回2安打無失点で試合を作ると、2番手以降の7投手で無失点リレー。打線は6安打に抑えられ、九回以降は二塁も踏めなかったが、打球が野手の正面をつくなど「不運な面もあった」と振り返った。 チームは12-14日の巨人3連戦(東京ドーム)すべてで逆転負け。本拠地で迎え撃った一戦は3時間58分に及んだが、決着付かず。20日の第2戦でうっぷんを晴らす。(柏村翔)