ヘアカタログは「浮世絵」のちょんまげ男性を直撃 「お金や外見で寄ってきた人たちはバッと離れていった」
一方で、他人に不快感を与えるのはご法度で、TPOは守っている。葬式などではかつらを着用する、友人と遊ぶ時は注目を集めて迷惑をかけないよう洋服も着るということだ。 そんな井出さんの主張は「外見をぶち破れ!“常識”に縛られすぎるな!」「自己表現はもっと自由でいい。先入観や同調圧力を疑うべし!」というもの。 「端的にまとめると『常識を疑ってほしい』。『こういう見た目をしている人はこうだ』と言うことが古い時代に来ているのではないか。“多様性”という言葉の通り、いろんな人が自由に輝くものがあっていいと思う」 恋愛ができない、仕事を見つけづらいなど、自分らしさが生きていく壁にもなっているが、「得たもののほうが大きい」と語る。 「恋愛など具体的に失ったもの、諦めたものはいっぱいある。しかし、社会的に失ったものはない。あんな格好をしているのにちゃんとしているんだとか、考えていることは意外とまともだというギャップで良い人に見てもらえる」 (『ABEMA Prime』より)