阪神・富田蓮、2・8倍増2800万円更改「先発でやりたい気持ちが強い」
阪神・富田蓮投手(23)が26日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2・8倍増の年俸2800万円でサインした(金額は推定)。「自分が納得するような金額だったので、『しっかりと評価をしてもらえたのだな』という気持ちになりました」。プロ2年目の今季は5月上旬から1軍に帯同して救援陣の輪に加わり、33試合に登板して0勝1敗。防御率0・76と任された場面で安定感を示す働きを見せ、「1軍の中でしっかりと状態を上げられたところが良かったところ。(良くなかった部分も)自分で修正できたところがこの防御につながっていると思っている」と振り返った。 来季に向けては「先発でやりたい気持ちが強い」と目標を掲げた。ソフトバンクに所属した今季をもって現役引退する和田が主宰する自主トレには昨年に引き続いて今年も参加する予定で、「22年間という長い野球人生の中で、あそこまで活躍される方はあまりいないと思う。あそこまでできる体はやっぱり僕もほしいところなので、長年できる体作りはやっぱり冬のこの時期にできると思うので、話を聞いていきながら体強化に向けてやっていきたい」とオフシーズンでのレベルアップを誓った。