鉄拳が25年「べらぼう」で大河ドラマ初出演 絵師・礒田湖龍斎役に「何か縁があるのかな」
珠城りょう
いつかその時が来たらいいなと夢を抱き、目標にしていた大河ドラマへの出演。お話しをいただいた時は胸が高鳴り、鼓動が速くなったのを覚えています。とても嬉しかったです!顔合わせの時に集まったスタッフ、キャストの人数の多さと顔ぶれに身の引き締まる思いでしたが、みなさんと一緒にいい作品を作れるよう自分らしく精一杯努めたいと思いました。横浜流星さんは常に高い集中力を保ちながらも撮影の合間は積極的に子役のみなさんともコミュニケーションを取られていたりと、いつも現場の良い空気を作ってくださっているなと感じています。共演が楽しみだった方は小芝風花さん。俳優として様々な役柄を幅広く演じられている一方で普段はカラッと明るくて可愛らしい印象がある方なので実際にお会いするのが楽しみでした。横浜さん、小芝さん、力のあるお 2人が現場でどのように役に入っていかれるのか、それを側で見られることをとても楽しみにしています。今回このお話しをいただいて、私自身、新造が三つの階級に分けられていることや「番頭新造」と呼ばれる遊女がいたということを初めて知りました。身請けされないまま年季を過ぎても廓内で働けるというのは一目置かれる理由があるので、この時代に力強く生きた女性が確かにそこにいたということを少しでも表現できればと思っています。また、着物や髪飾り、化粧など遊女の立場や階級によっても微妙に違うので、その辺りも楽しんでご覧いただけたら嬉しいです。
徳井優
(大河ドラマに2年)「続けて出ていいのかな?」横浜流星さんは、過去に2度、ご一緒したことがあります。ひたむきに演じられる方だなーと思っています。片岡愛之助さんとはご縁がありまして、私の初めてのテレビ出演作品「欲しがりません勝つまでは」(1979年、NHK)に愛之助さんも出演されていました(共演シーンはありませんでしたが)。そして2017年に舞台「コメディ・トゥナイト!」でしっかりと共演でき、とても楽しかったので、今回の共演が嬉しいです。地味で目立たない役どころなので(笑)、みなさまには目を凝らして探しながらご覧いただきたいです。