【神戸】エース大迫勇也「1つ余裕を持てるかどうか」スーパー杯の雪辱狙う川崎F戦
ヴィッセル神戸は15日、翌日に国立競技場でホームゲームとして行う川崎フロンターレ戦に向けて神戸市内のいぶきの森球技場で調整した。 オンライン取材に応じた日本代表GK前川黛也(29)は、2月に行われた富士フイルムスーパーカップで対戦し、0-1で敗れた川崎Fに対し「前回負けているので、雪辱を果たすために勝って、勝ち点を積み重ねたい」と力強く語った。 FW大迫勇也(34)は今季16試合4得点にとどまっている自身の結果に満足できていないことを反省。「前と後ろの信頼関係、そのバランスは去年の方が良かった。一番前で出ている僕は責任を感じている」。ポストプレーやチャンスメークでチームに貢献しているとはいえ、あくまでストライカーとしてゴールを決める責任を口にした。 「チームとしての積み上げは悪いものじゃない。あとは僕自身、決めきるところで決めきる。そこで1つ余裕を持てるかどうか。そこは逃げずに向き合って、やり続けていきたい」。昨季J1得点王とMVPに輝いた神戸のエースが、ここからギアを上げ、得点を積み上げていく。【永田淳】