「バフォッッ! 」「バフォッ 」「バフォッッ 」周囲に響き渡るとんでもない音、自宅周辺でまさかの
爆釣トリガー1「ローライト」
谷中「夜行性のナマズは基本的にはローライトでの反応がいいです。一方、まだ水温が安定していない春先×低水温時には、水温上昇の関係でドピーカン×日中のほうが釣りやすいことがあります。また、梅雨~初夏のハイシーズンになると、水温は十分に安定しています。そのため“晴天”よりも“曇天”、“日中”よりも“夕刻”のほうが釣りやすくなります。夏になると暑い日中はナマズがカバーの奥に入ってしまうことが多いですが、そうしたナマズもローライトになるとオープンエリアに出て、ウロウロし始めます。断然釣りやすいですよ」
爆釣トリガー2「雨」
谷中「雨はサイコーの爆釣トリガーです。雨だけで十分なトリガーとなり得ますが、欲を言えば雨によって復活した流れ込みや、雨の影響で突然濁りが出たときには、今まで沈黙していたフィールドで突然ナマズが湧き出すことがあります。特に梅雨~初夏の雨トリガーでは、流れ込みにナマズが集中することが多いので要チェックです」
爆釣トリガー3「濁り」
谷中「雨、工事、田植え。小水路に濁りをもたらす要因は複数考えられます。濁りの場合、要因はさほど関係ありません。大切なのは急激に濁ったという事実です。濁りによってナマズの警戒心は和らぐのでチャンスです。ローライト同様にオープンエリアをウロウロするナマズが増えるので狙いやすくなります」
爆釣トリガー4「水位変動」
谷中「梅雨~夏は水位が少しでも上昇すると状況が好転することが多いです。水位上昇の要因は雨、水門の開放、田植えなど複数考えられますが、いずれの理由でも水位上昇はチャンスです。一方この時期の減水はマイナスになるケースが多いです。同じ減水でも秋口の減水とは事情が異なります。秋口の減水は水位がどんどん減って、今まで留まれていた水路上流部に、留まれなくなる減水です。つまりナマズが下流部へ戻るための減水です。ですが梅雨~初夏の減水は単に水位が落ちるだけ。あまり良い方向に動くことはありません。狙うなら増水後がオススメです」
どんなタイプのトップウォータープラグを使えばいいの? 迷ったらカップ系がオススメ!
谷中「最初にオススメなのはカップ系ルアーです。扱いが簡単な上にウィードレス性能も高いです。使えるシチュエーションも広く、ナマズゲームが成立する大概の場所で使用できます。釣果も最も安定しているので、迷ったらカップ系がいいですね。カップ系で、ノンラトル、ラトルタイプ、さらにはシルエット違いや、素材の違いなどさまざまなタイプをそろえておくと重宝します」 【ノンラトルタイプ】キャタピーⅡ(スミス) 【ラトルタイプ】キャタピークリッカーⅡ(スミス) 【シルエットダウン】キャタピーJr.(スミス) 【ソフト素材タイプ】キャタピーソフト(スミス) 谷中「ラトルの有無の違いは大きいです。特に流れ込みを狙うときにはラトルタイプのほうが効果的なことが多いです。一方、ラトルがあると反応しない日もあります。本日はシルエットの違いで如実に反応の差がありました。今日はシルエットが小さいほうが良かったです。またボディ素材の違いも、かなりダイレクトに釣果に直結することが多いので、ソフト素材のカップ系ルアーも必ず持っていたほうがいいと思います」
これぞナマズゲームの醍醐味!!
着水と同時にナマズがバイト! が…食い損ねる。アクションを加えると再びバイト、が…またもや食い損ね。こんなやりとりが対岸から足元までずっと続く。そしてバイトのたびに強烈な吸い込み音が鳴り響く。これぞナマズゲームの醍醐味♪