サッカーコラム 元プロレスラー長州力氏を魅了したサッカーの魅力
【No Ball、No Life】9日のJ1C大阪対福岡のハーフタイムイベントに、元プロレスラーの長州力氏(72)が登場した。サッカーの試合を初めてスタジアムで生観戦したという長州氏は、その魅力を語った。 「みんな体を張ってやっている。エキサイティングしてますよ。こういうところ、スタジアムで見るのは初めて。(スタジアム)デビューしたから。時間がたつのがすごく早い。あれ、もうハーフタイム?って感じ」 これまで五輪やW杯といった世界大会などの様子は「テレビのニュースで見る」というが、生観戦は初。激しいボールの奪い合い、選手一人一人の執念に長州氏は魅了された。 長州氏は山口県出身。地元にはレノファ山口FCがあり、現在はJ2だが、J1昇格を目指して戦い続けている。「月に一度、山口に帰るんだけど、山口もね。帰った時にすごい渋滞。最近分かった、これサッカーだなって。いまは2部? J1とかJ2とかあるんだね。チーム問わずサッカーおもしろくて、時間があったらね、一回、山口もね(見に行きたい)」と地元のクラブにも興味津々だった。 自身もサッカー自体の経験は「ボールは蹴ったことはありますよ。子供の頃だけど意外と小さいし、意外と硬いよね。ヘディングとかしたらけっこう衝撃ある」という。「すごいなって思いましたね。ボールに対する執着心。離れていても、転がってでも蹴ろうとする」。自らも体を張り、傷だらけになってもリングで戦い続けてきただけに、闘争心をかき立てられているようだった。 「どこどこのチームとかではなく、選手が一生懸命やっているのはすごいなって思いますね」 すっかり感銘を受けた様子。これからはスタジアムで生観戦する長州氏の姿が見られるかもしれない。(西垣戸理大)