【国民健康保険】みんなきちんと払ってる?保険料の収納率を都道府県ごとに解説
国民健康保険の保険料
国民健康保険の保険料は、応益割と応能割から構成されています。 応益割と応能割は、以下の種類に分けて保険料を定めています。 国民健康保険は、各市町村で保険料率を定めています。 世帯の人数ごとに保険料を算出しているため、同じ国民健康保険でも年収や住んでいる市区町村、世帯人数が違うと同じ保険料となりません。 国民健康保険は、2021年度を除いて保険料の上限額をほぼ毎年引き上げています。 社会保険制度の財源をこれまで以上に確保する必要性が高いので、今後も保険料の負担が重くなる可能性が高いです。 現行では年間保険料の上限を106万円としていますが、今後、国民健康保険料の負担がどこまで増すのか、注目が集まります。
まとめにかえて
国民健康保険の収納率について解説しました。 各都道府県では、保険料の収納率をどのようにアップさせるか、さまざまな取り組みが実施されています。 保険料は、自治体ごとの健康保険制度を運営するうえで重要な財源です。 今後の収納率がどのように推移するか、引き続き注目していきましょう。
参考資料
・厚生労働省「国民健康保険の財政状況について」 ・厚生労働省「国民健康保険の保険料・保険税について」
川辺 拓也