韓国で問題発生!プロ野球のAI審判騒動を元中日・中村武志が解説
今季から韓国プロ野球チームの起亜タイガースでバッテリーコーチを務める、元中日ドラゴンズの中村武志さんが、4月15日『ドラ魂キング』(CBCラジオ)に電話出演しました。話は、日本や韓国でもホットな話題である審判について。聞き手は大谷ノブ彦(ダイノジ)、加藤里奈です。 【動画】ピンチをゲッツーで抑える...それでもクールなたたずまい・涌井秀章の姿はコチラ!【0分40秒~】
キャッチャーの使い方
先週、中村さんは、それまで不振だった木下拓哉捕手について、これから復調してくると言っていました。その通り22打席目で初安打が出ました。その後も安打が出た木下捕手、これで心配しなくてもいい? 中村「大丈夫です。今のところキャッチャー3人をうまく使ってますよね。ここが去年との大きな違いです」 中村さんが見るところによると、機動力がある阪神には肩の強い加藤匠馬捕手というように、対戦チームのカラーに合わせて、キャッチャーを起用しているとのことです。 中村「今はそこがうまくハマってるので。当分、3人で回していけば良いのかなと思ってます」
前半はAクラス
「交流戦に入るまでドラゴンズが首位でいるために、これから何が大切だと思っていますか?」(Aさん) というリスナーからの質問には、打線が極端に良くなったわけではないので、ゲーム展開的には昨年とそれほど変わらないと説明する中村さん。 しかし、昨年の今頃は勝ちに結びつかなかった試合が今年は勝てているので、投手が元気なうちはオールスター戦までAクラスと断言しました。 中村「先発ピッチャー、まだまだ涌井(秀章)さんとか大野(雄大)さんとか余裕こいてますからね」 大谷「中田(翔)選手、個人的には田中(幹也)選手。このふたりが怪我で離脱しないことを願うばかりです」 中村「大谷さん、心配性だね。そこ心配するときりがないので、そこはないもんだと考えて話し進めましょう」 簡単に話を終わらせてしまう中村さんです。
韓国ではAI審判騒動
「今年から韓国プロ野球に世界に先駆けて導入されたロボット審判とはどのようなものでしょうか」(Bさん) 「AI審判に対して、武志さんが苦言を呈しているという記事を見ましたよ」(Cさん) AI審判の仕組みは、センター、一塁、三塁の3ヵ所に設置された機械によってストライク、ボールが判定されます。ビープ音で、審判が装着するイヤホンに伝えられ、これを聞いて、審判がストライク、ボールのコールをします。 両軍ベンチにはタブレットが配られ、投げた球がストライクゾーンのどこに入ったかなどが確認できます。 中村「ロボットさんがやっているので、ストライク、ボールに関しては公平に見るので文句言えないけど、音声が聞こえないとかのトラブルがあるんですよね。昨日の試合でも大きな問題がありました」 タブレットに伝達されたストライク、ボールの判定と審判のコールが一致しないという事件が起きたそうです。 中村「審判団が集まって、『ボールにしとけ』って言ったのがネット上に流れちゃって、今、韓国野球はすごいことになってます。やっぱり問題が多いですよ」