共通テストの追試験終了 金沢大に被災地特例会場
大学入学共通テストの追試験は28日、理科と数学を実施して2日間の日程を終えた。病気や能登半島地震による被災などの理由で本試験(13、14日)を欠席した受験生が対象となり、被災地での特例として金沢大に会場が設けられた。金沢大の2日目の受験者数は「数学1」「数学1・A」が最も多い25人だった。 大学入試センターによると、追試験は全国で計1629人が許可され、このうち被災を理由とするのは19人だった。過去3回は、新型コロナウイルス対策で全都道府県に追試会場を設けていたが、感染対策緩和に伴い大幅に縮小した。 共通テスト全体の出願者数は49万1914人。