ミスショット響きわずかに及ばず「岩崎のプレーがすごかった」石川遼大会初優勝逃す
◇日本オープンゴルフ選手権 最終日(15日、大阪・茨木CC西コース) 日本オープンで大会初優勝を狙う石川遼選手は、岩崎亜久竜選手にあと1歩及ばず2位となりました。 【画像】ホールアウト後にファンサービスをする石川遼選手 日本オープンでの石川選手の最高成績は2008年と2009年の2位。その後はしばらく優勝争いから遠のいていたものの、2020年には3位まで順位をあげるなど、復活の兆しを見せていました。しかし昨年は悔しい予選落ち。 ただその後に三井住友VISA太平洋マスターズを制しており、およそ1年ぶりの優勝をかけた大会となりました。 石川選手は首位を走る1組前の岩崎選手と1打差で最終18番を迎えますが、岩崎選手がバーディーを取って先にホールアウトしたため2打差に。 石川選手はイーグル以上を取らなければ優勝の可能性が消えてしまいます。 そこでツーオンを狙いたいところでしたが、石川選手の2打目が痛いミスショットとなりグリーンに乗せることはできず。このミスショットが響き、スコアを詰めることができず優勝を逃しました。 試合後石川選手は「後半、チャンスはあったけど最後ミスショットして、痛かったと思うんですけど、イーグルじゃないと届かなかったですし。岩崎選手のプレーがすごかった」と対戦相手をたたえました。 ボギーでスタートするなど序盤は波に乗れませんでしたが、石川選手は「後半なんとか立て直すことができたのは、これからの試合にも生かしていきたい。4日間悪いゴルフではなかった」とコメント。「負けたくないという気持ちはありながら、いい子たちばかり。頑張ってここまでやってきているのを見ていますし、これからのツアーも楽しみ」と後輩への思いも口にしました。 ◇最終日結果 優勝 岩崎 亜久竜 -8 2 石川 遼-6 3タイ 堀川 未来夢 -3 B・ケネディ 金子 駆大 幡地 隆寛 平本 世中