山陰の冬の味覚の王者・ズワイガニ 水揚げ量は増加も金額は減少(鳥取)
山陰中央テレビ
鳥取県は、ズワイガニの11月の水揚げ状況をまとめました。 水揚げ量は13%増えた一方、全国的な好漁で供給が需要を上回ったことなどから水揚げ金額は17%減少しました。 鳥取県のまとめによると、漁が解禁された先月6日から先月末までのズワイガニの水揚げ量は、オスとメスを合わせた全体で約280トンで、前年同期比13%増加した一方、水揚げ金額は約10億6000万円と、前年同期比で17%下回りました。 このうち、メスの親ガニは、水揚げ量が前年同期比で25%増加したものの、1キロあたりの単価は前年同期比で38%下回っています。 県は、親ガニの価格の低調について、ほかの産地でも水揚げに恵まれ、需要に対して供給量が多くなったことなどが原因と分析しています。 また、オスの「松葉がに」については、量・金額ともに去年の同じ時期よりやや低い水準だということです。
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