【見どころコラム】生え抜きとしての責任感が増したアルバルク東京の小酒部泰暉、千葉Jとのリベンジマッチは「絶対に勝つ」
勝敗のカギを握る富樫とのマッチアップ
今年1月の千葉ジェッツ戦、小酒部がマッチアップしたのは富樫勇樹だった。試合は激闘の末、74-75の1点差で敗れている。しかし試合後のデイニアス・アドマイティスヘッドコーチは、富樫を苦しめた小酒部のディフェンス力を高く評価するコメントを残した。 小酒部自身も、気持ちの入ったディフェンスで渡り合った感触と敗戦の悔しさが同居した試合だったと振り返る。「手応えはありましたが、負けてしまったら意味がないとも思っています。ただ、ああいうレベルの選手とやるのは楽しみだし、楽しいですね」 3月23日、24日。A東京はホームで千葉Jと再び対戦する。相手は東アジアスーパーリーグと天皇杯を制したばかり。難敵であるのはいうまでもない。「アスレティックなプレーヤーも増えて、トランジションが得意なチームだと思います。でも、相手のリズムでやらせなければ、ウチのバスケットができる試合だと思っています」 千葉Jのリズムを作るのは富樫だ。「3ポイントがあるし、1on1が一番厄介だと思います」と話す小酒部が彼をどう封じるかは、このゲームの見どころと言える。 チケットはすでに両日完売するなどファンの注目度も高い。何より、東地区の優勝を争う重要なゲームとなる。小酒部は必勝を誓った。「前回負けているので、絶対に勝ちに行きます。自分たちの力もそうですけど、ファンのみなさんの声援が一緒になって後押ししてくれると信じています」
バスケット・カウント編集部
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