中日・中田翔 変わったのは金髪だけじゃない!? 「常にマイナーチェンジ」の17年目に期待
僕はよりいいものを求めて変えたいタイプ
――追い求めている感覚というのがあるんですか。 中田:気持ち良く振れる、スイングができる。そういうところを追い求めています。打てる、打てないは、その後のことなので。どれだけリラックスした状態で、どれだけ楽にバットをスイングできるか。そこですね。 ――ただ、結果が出ているのに変えるというのは、悪い方向に進んでしまったらどうしようとか、怖さはないですか。 中田:全然ないですね。早くフォームを固めた方がいいという考えの人もいるでしょうけど、僕はよりいいものを求めて変えたいタイプです。シーズンを通して同じコンディションで戦えるわけではないですし、それは長いスパンで考えても一緒です。毎年、毎年、体重も、筋力も、それに伴って動きも変わってきますから、打ち方が変わるのはおかしいことではないと思います。体の細い選手が僕と同じ打ち方をして打てるのかといえばそうではないですし、逆にその選手の打ち方を僕が真似して打てるかといえば、また違うわけです。人それぞれで合ったフォームは異なるのと同じで、そのときの体に適したフォームというのがあると考えています。