【バドミントン】WTファイナルズ2023 奈良岡功大がツアーランキング1位に輝く! 渡辺&東野、志田&松山も出場権を獲得!
11月28日、BWF(世界バドミントン連盟)が主催するワールドツアーのランキングが更新された。これにより、12月13日から17日に開催されるワールドツアーファイナルズ(中国・杭州)の出場資格者が決定した。 WTファイナルズは、ワールドツアーの対象大会で獲得したポイントによるランキング上位8名・8ペアに出場資格が与えられる、ツアー年間王者決定戦。賞金総額は250万ドルに増額され、バドミントンの大会では最も高い賞金総額となるビッグイベントだ。日本代表は、過去に多くの選手・ペアがツアーファイナルズで優勝を果たしており、昨年は女子シングルスの山口茜が難敵を退け初優勝を飾っている。 1年間を通して好成績を残し続けた選手が選ばれるツアーファイナルズ。今年は男子シングルスの奈良岡功大が、ランキング1位で出場権を獲得。女子シングルスは山口茜が3位に入ったほか、女子ダブルスでは松本麻佑/永原和可那と志田千陽/松山奈未の2ペアが上位を確保した。男子ダブルスは、2021年にツアーファイナルズ王者となった保木卓朗/小林優吾、混合ダブルスは渡辺勇大/東野有紗がそれぞれ上位をキープして出場権をつかんでいる。 WTファイナルズは、各種目一つの国・地域から最大2名・2ペアまでと上限が決まっているため、それ以上が8位以内に入った場合は、ランキング上位者が優先的に出場資格を手にする。また、ケガなどを理由に出場を辞退した場合は、ランキング順に繰り上がりで出場。大会出場者は、後日発表される予定だ。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO